「ヤーズ」のジェネリック薬品『ドロエチ』について|京都市中京区二条の産婦人科「細田レディースクリニック」

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ピルについて2022/09/19
「ヤーズ」のジェネリック薬品『ドロエチ』について

「ヤーズ」のジェネリック薬品『ドロエチ』

 

 避妊目的で服用される低用量ピルの中で、月経困難症の治療目的に保険適応されるものを低用量エストロゲン・プロゲスチン製剤(LEP)と言います。

「ヤーズ配合錠」はLEPの中でも超低用量ピルのため、飲み初めに起こり得る頭痛や吐き気などのマイナートラブルが少ない製剤です。その他にも男性ホルモンを打ち消す作用があるのでニキビ・肌荒れ・多毛等にも効果があり、軽い利尿作用も持つためにむくみが起こりにくい特徴があります。

また、生理前の不調、いわゆる月経前症候群にも効果が認められています。

当院でも多くの方がヤーズを服用されてその効果を実感されておられます。

 

ドロエチ

このたび、ヤーズ配合錠のジェネリック医薬品「ドロエチ配合錠」がご処方できるようになりました。

薬剤費が、ヤーズは1,932円ですが、ドロエチは840円です(1シートあたり)。

 

ジェネリック医薬品とは

後発品とも言われ、先発医薬品の特許が切れた後に発売され、同じ有効成分で同じ効き目をもつ薬のことです。

製薬元はあすか製薬で「ジェミーナ」や「フリウェル」等のLEPをはじめ女性ホルモン剤を数多く販売している信頼できるメーカーです。

 

ちなみに、ジェネリックの場合は一般名でネーミングされるのですが、ヤーズ配合錠の一般名は「ドロスピレノン・エチニルエストラジオール配合錠」であまりにも長いために省略して「ドロエチ」と決定したようです。

 

現在ヤーズを服用中の方もご希望ならばドロエチに変更できますのでお申し付けください。

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